⑤会食恐怖症の克服に向けて
みなさんこんばんは。
ブログのpv数が100を超えた様です!
いつも読んでいただきありがとうございます😊
今日は会食恐怖症の克服に向けて、今私が考えているあれやこれやについて綴っていきたいと思います。
内容が薄い感じになってしまうかもしれませんが、お付き合いいただけますと幸いです。
※本記事に記載されていることは、私が本やネットから得た情報ですが、記憶違いや間違った解釈等もあるかもしれませんのであらかじめご承知おきください。
今、私はどんな場所でどの様な治療を受けるかということに悩んでいます。
主な悩みのポイントは以下3点です。
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①薬物療法に対する抵抗感
今の私は薬を飲むことに少し抵抗があります。
嘔吐恐怖症も持っているため吐き気などの副作用が怖いということや、薬物依存になったらどうしようという不安があるのです。
病院の口コミで強い薬を出されて大変だった、などと見ると余計に怖くなってしまいます。
(口コミなので鵜呑みにするのは良くないと思いつつ...)
(よほどのことがない限り、お医者さんの指示に従って服用していれば問題ないのだとは思いますが...)
また、薬は根本的な解決には至らないというのを本で読みました。
薬を飲むことで不安を抑えたり、発作を抑えることはできますが、効果は一時的で不安を無くすことはできないとのことです。
そんな中、薬物療法とは別に認知行動療法という治療法もあるということを知りました。
認知行動療法は、物事の捉え方や考え方のバランスをとって、不安にうまく対応できる心の状態を作っていく治療法だそうです。
本来であれば、薬物療法と認知行動療法は並行して行うのが効果も高まり良いそうです。
ですが私は、まずは認知行動療法により、不安にうまく対処できる、不安を感じにくい思考ができるようになれたらと思っています。
それでも症状が治まらない時は薬を服用することも視野に入れなければならないと思います。
twitterのフォロワーさんが教えてくれたのですが、漢方を出してくれる病院もあるようです。
漢方なら私の中で、薬よりは抵抗感が低いので、薬に移行する前に漢方を試してみようかなとも思っています。
(小学生の頃は苦くて飲めなかったけど...)
認知行動療法がダメなら漢方、漢方がダメなら薬という順で克服に向け頑張って行けたらと思っています。
(とはいえ、治療方針は自分で決めるものではないか?)
②診察内容
保険適用の精神科や心療内科は診察時間が短いと聞いたことがあります。
保険医療の仕組み上、仕方がないのだとか。
今まで内科や歯医者、皮膚科など様々な病院にかかってきましたが、中には極端に診察時間が短かったり、先生とのやりとりがほとんどなく診察が終了してしまうケースがありました。
(歯医者ではなんの相談も説明もなく歯の神経を抜かれたことがあり、不信感が募り病院を変えたことも汗)
そんな時はとても不安になりますし、信頼感も失ってしまい、本当にこの病院で大丈夫なのだろうかとしこりが残ってしまいます。
病は気からといいますよね。
これでは治るものも治らない気がします...
心の問題であればなおさらです。
心の問題は目に見えないため診察を短時間で済まされてしまうのは、私としてはとても心配です。
これまでの経験を踏まえて、私にはじっくり話を聞いていただけるカウンセリング的なところの方が向いているのかなと感じでいます。
(カウンセリングとなると多くが自由診療となり、治療費が高くなるのがネックではあります...)
人によっては短時間でサクッと診察いただける病院の方が良いという方もいると思います。
私も実際に行ったら今の考え方と変わるかもしれませんが、現時点ではじっくり話を聞いていただけるところに行きたいなと思っています。
③通院歴が残ることへの不安
保険適用の治療を受けると通院歴が残ってしまいます。
詳しいことや真偽は分かりませんが、メンタル系の病院への通院歴があると住宅ローンを組んだり、保険に加入する際に引っかるといったこともあるとネット上の記事で読みました。
過去何年以内という制限があったりするようなので、その年数に被らなければ問題ないというようなことも書いてありましたが...。
また、毎年会社からどこの病院でいくら使ったという保険料のお知らせ的な通知を受け取りますが、そういう所から会社に知られてしまうのではないかという不安もあります。
(以前上司に、メンタル系の問題があると、昇進に大きく関わると聞いたので会社には今のところ知られたくないなと思っています)
取り越し苦労なのかもしれませんが、この辺はもう少しリサーチしたいと個人的には思っているところです。
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以上な様な悩み?懸念?からどうしようどうしようとうだうだしているのが今の私です。笑
(元々優柔不断で最初の一歩がなかなか踏み出せない...)
とりあえず行ってみたら何か分かるかもと思ったりもしますが、治療費のこともありますし、気軽に行くのは難しいです。
ただ、素人が一人で悩んでいても一向に解決はされないし、意味ないなとも思います。
そんなわけで、とにかく何か行動しなければと思い、まずは昨日気になるカウンセリングオフィス(病院ではない)にメールで問い合わせをしてみました。
こちらのカウンセリングオフィスは認知行動療法を取り扱っているとHPに記載されていました。
ただ、オフィスの紹介文には家庭の問題や、いじめ、不登校の事例が目立っており、果たして会食恐怖症などを含む社会不安障害にも対応していただけるのかという疑問がありました。
そこで下記の様な問い合わせをしてみました。
・長い間会食恐怖症、嘔吐恐怖症、閉所恐怖症、パニック障害と思われる症状に悩まされてきたこと
・対応可能かどうか
残念ながらまだ返信は来ていないのですが、対応可能であることを願うばかりです。
(このまま返信が来なければ凹むこと間違いなしです涙)
その他いろいろと調べてみると、市に医療相談窓口というのがあることが分かりました。
説明を見ると「家の近くの医療機関が知りたい」「専門的な相談窓口が知りたい」「何科を受診したら良いか知りたい」などの医療に関する相談ができると書いてありました。
どの様なことまで対応いただけるのか分かりませんが、ひとまず本日メールにて下記の様な問い合わせをしてみました。
(メールで問い合わせできるのありがたい...)
・長い間会食恐怖症、嘔吐恐怖症、閉所恐怖症、パニック障害と思われる症状に悩まされてきたこと
・ゆっくりと話を聞いてもらえる環境で治療を受けたいこと
・適した治療機関があれば紹介してもらいたい
・その他何か参考になる情報があれば欲しい
こちらも返信はまだ来ていませんが、何かしら有益情報が得られればと思っています。
調べてばかりいないで早く行ったら?と思った方も中にはいらっしゃいますよね?汗
ただ、あの時もっと調べれば良かったと後悔するのは嫌なので、今回の問い合わせ結果なども踏まえてもう少しリサーチしたいと思います。
それでも道が見えてこなければ口コミの良さそうなところに突撃してみるしかないなと思っています。
(メンタル系の病院はなかなか予約が取れないと聞くので、この克服熱が冷めないうちに行動しないとです...)
といった具合に、今回は私の近況について綴らせていただきました。
個人的な内容になってしまいましたが、ここまでお付き合いいただいた皆様本当にありがとうございました!
何か有益な情報や皆様の治療体験談等ございましたら参考にさせていただければと思いますので、コメントやtwitter等でアドバイスいただけますと幸いです😊
次回以降は、会食恐怖症以外にも私が持っている他の恐怖症についてのことも綴っていきたいと思います。
並行して、会食恐怖症治療に進捗等ありましたら、そちらに関しても随時更新していきます。
引き続きよろしくお願いします!
ここまで読んでいただきありがとうございました!(っ'-')╮=͟͟͞͞ ⭐️
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④会食恐怖症あるある
みなさんこんにちは。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます😊
今回の記事では、会食恐怖症が生活に与える影響を会食恐怖症あるあると題して綴っていきたいと思います。
ではさっそくスタート!
あるある①
遊ぶときはご飯の時間を避ける
友人から誘いがあった時は、ついついご飯に被らない時間帯を指定しがち。
相手からお昼時にお誘いがあった時は、お昼まで用事があるので〜昼過ぎにお茶でもどう?と誘導しがち。
(大抵丸一日暇)
(なぜかお茶は大丈夫)
夜ご飯の時間が近づくと明日朝早いから〜などとと言って帰りがち。
(本当は夜通し遊びたい)
あるある②
おいしそう〜これ食べたい~という声にドキッ
友達とテレビや雑誌、インスタなどを見ながら食べ物の話になり盛り上がると、これ今度行こうってなるやつやん汗とソワソワしてしまう。
(心の声:頼むから誘わないで)
大抵の女友達は食べることが大好きだから付き合えないのが辛い...
あるある③
食事の前に調子悪いアピール
今日夏バテで~、胃の調子が悪くて~、昨日の夜食べ過ぎぢゃって〜などとあらかじめ食欲ない感を出す。
(年々レパートリーが増していく)
あるある④
食事の約束がある場合はお店を調べずにはいられない
どんなお店?内装は?メニューは?なんとか問題なく過ごせそうか気になりすぎて徹底リサーチしがち。
(ぐるなび見てるうちに大体予期不安が拡大して発症笑)
自分にお店の選択権がある時は、超念入りな調査の末提案。
(大体行きたいお店を選べないのよね...)
あるある⑤
気になる人を誘えない
気になるあの人とどこか遊びに行きたいな〜と思っても、ご飯を食べる流れになるのでは!?と思うと億劫でなかなか誘えない。
(気になる人に程、余計に会食恐怖症を隠したがる)
(アプリで知り合うと大抵第一回目はご飯だから無理涙)
あるある⑥
お腹を空かせておく
お腹があまり空いていないとそれすら不安の引き金になるため、食事の約束の前はあまり食べないようにする
(空腹で行っても食べれないこともあるため、1日の摂取量減りがち)
あるある⑦
本来食べたいものを食べられない
食べやすさ第一のため、食べたいものではなく食べられるものを頼むことになってしまう
(なんで食べたくもないものにお金を払わなくてはいけないのか・・・)
あるある⑧
人との距離をとってしまう
誰かと親しくなるとご飯は避けられません。
ご飯に誘われることへの不安、誘いを断る罪悪感に悩み出すと、だんだん誘われないようにと人と距離を縮め過ぎないようにしようという思考が働いてしまいます。
(友達少ない悲しい)
あるある⑨
定食など一人前が決まったものが苦手
一人前が決まっているものは、残したことが明確になってしまいます。
そうすると、不安は大きくなってしまいます。
逆に鍋や居酒屋など大皿料理をみんなで取り分ける形式だと、そこまで大きな不安なく過ごすことができます。
(お昼ご飯は大抵定食だからきついよね...)
あるある⑩
一口ちょうだいは大歓迎
一口ちょうだいと言われると喜んで差し出します。必要以上に大きくカットします。笑 少しでも自分の食べる量が減ると嬉しいのです。
相手のお返しが来た時はチーンとなりますが...
(ありがたい、ありがたいんだけどね...)
こんな感じで10個会食恐怖症あるあるをあげてみました。(まだまだたくさんありますが...)
共感できるものがあったという方もいらっしゃるかと思います!
あまり暗くなってもと思い、ほんのちょっぴり面白おかしく書いてきましたが、生活への代償はかなり大きいです。
会食恐怖症は食事をしている最中だけが辛いのではありません。
その前後や、食事に関わる場面、食事を連想させる場面、あらゆる場面で私達は常に症状と闘っているのです。
そしてまた、辛いのは動悸、吐き気、冷や汗といった身体的症状だけではありません。
会食恐怖症が社交の機会を奪い、
新たに友達を作れない、
恋愛に積極的になれない、
友達と純粋に楽しく遊べない、
仕事で人脈を広げられない、
など、2次的被害を起こしてしまうのです。
当事者でない方にとっては、こんなことで?こんなことが?と思われるかもしれません。
健常者の方が普段気にしない様なことを気にして不安になってしまうのが恐怖症です。
誰かと食事をする時、相手の様子がおかしいな?と思ったら、会食恐怖症のことをチラッと思い出していただけると幸いです。
今回の記事はここまで。
次回以降は、今後の治療をどうしようかといったことや、治療するにあたり悩んでいることなど綴っていけたらと思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました!(っ'-')╮=͟͟͞͞ ⭐️
③会食恐怖症の症状
みなさんこんばんは。
今日は私の会食恐怖症の症状について綴っていきたいと思います。
私が普段感じる会食恐怖症の症状と主なものは、動悸、吐き気、冷や汗などです。
上司との食事を例に、ご飯に誘われてから、お店に向かう途中、お店に着いてから、ご飯を待つとき、ご飯が来てから、食後の順にその時々の心境や症状について説明していきます。
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①ご飯に誘われた時
ご飯に誘われた時はこの世の終わりの様な絶望的な気持ちになります。
(上司が嫌いという感情を抜きにしても)
必死に他に行けそうな人を探したり、忙しいアピールをしたりしてなんとか回避できないかという思考で頭はいっぱいです。
普段からそもそも誘われないように昼時や退社の時間は上司に近づかないようにしがちです。
それでもやはり回避できないときはあります。そんな時は、待ってましたとばかりに予期不安※1のスタートです。
(ご飯行こうという言葉は魔のスイッチ)
(誘ってもらえるのはありがたいし、嬉しいんだけどね...あ、友達ならね笑)
起きるか分からないことをあれやこれやと想像してしまい、次第に動悸が始まり、呼吸が浅くなっていきます。
(心の声:今日も会社恐怖症出てきた〜だるぅ〜)
※1 予期不安とは、こうなったらどうしよう、ああなったらどうしようとあらゆることを想像し、必要以上に不安を感じてしまうことです。
②お店に向かう途中
さて、上司とご飯に行くことになり、動悸でバクバクの私。唾を飲み込むのも精一杯。
お店に向かう道中も頭の中はずっと予期不安。
この時1番不安を感じるのは、どんなお店に行くかということです。
お肉などのがっつりしたものや脂っこい物は、吐き気を誘発しやすく、より一層食べれないかもという不安を増長させてしまいます。
(本当は大好きなのに...涙)
一方そばやラーメンなどの麺類は比較的食べやすく気持ちが落ち着きます。
(ちなみにラーメンは残しても汁で隠せるから最強。笑)
何が食べたい?と聞かれた時にはなんとか麺類に誘導できるようにしてしまいます。
(本当は焼肉!とか言ってみたい...涙)
また、お店の内装にも影響を受けやすいです。
カウンター席は特に苦手で、お店の人に常に見られている気がするのと、なんだか急かされている気がしてしまいます。
(お前の食べる姿なんか興味ねーよって感じですよね)
その他にも個人店や大衆食堂のような年季の入ったお店だと、悪い想像を助長し、症状を悪化させてしまいます。
上司の話を上の空で聞きながら、自分が落ち着けるようなメニューや内装のお店にならないかと祈り続けながら、お店へと向かうのです。
③お店に着いてから
さて、お店に到着。
「着いてしまった...」
その一言に尽きます。
着いてからは不安、症状が一気に加速します。
飲食店独特の匂いを嗅いだだけで吐き気を催し、無理だ、絶対食べれない、どうしようと軽くパニック。
お店に入った途端いろんな情報が目から耳から鼻から入ってきます。
店員さんと距離の近いお店だ...
ゆっくり食べれる雰囲気じゃないなぁ
がっつりしたメニューが多そうだ
お店が狭く隣の人との距離が近くて、何かあってもすぐに出れなそう...
こうした情報を瞬時にキャッチし、自然と頭の中で不安に繋げてしまうという反射的な思考がもう身についてしまっているのです。
しかしこれを止めることは自分ではできません
そしてまた新たな不安を生み症状をより一層加速させてしまいます
(自滅だよね完全に...)
その不安をなんとか押し込みつつ、メニュー選び。
(体調の悪い中メニューを選ぶのは地獄です)
(食べたくはなくても不思議とお腹は空いてるんですよね)
あっさりとしたもの、量が少ないもの、残しても目立たなそうなものを必死に探し選びます。
(この時にがっつり系をおすすめされたら死亡)
こうして好きでもないものを注文することとなるのです。
③ご飯を待つとき
ここからはどれだけ予期不安を抑えられるか、自分を鼓舞できるかの勝負となってきます。
注文した後はもう逃げる事はできません。
刻一刻とご飯の時間が迫り、予期不安がますます大きくなります。
ああなったらどうしよう、こうなったらどうしようと考えてしまう自分と、今日は大丈夫、残しても大丈夫、頑張ろう、練習練習と鼓舞する自分とのせめぎ合いの時間です。
(鼓舞する自分の弱いこと弱いこと...涙)
そして、いつ来るんだろうというハラハラドキドキ感から早く解放されたいという思いと、来たら食べなくちゃいけないから来ないで欲しいという思いも入り混じります。
ちなみにみなさんの意見を聞いてみたいのですが、私は不安があると足を組む癖があるようで、不安が高まるにつれ組む足を頻繁に交互に変えていることに気付きました。
同じ方っていらっしゃいますか??
こうして足を何回も組み直しながらご飯を待ちます。
⑤ご飯が来たとき
さーてさてさて、ここからが勝負の始まりです。ご飯が来た瞬間の恐怖と言ったらないです。
届いた料理がメニューで見るよりボリュームが多かったり、思ったより油がこってりだったりとイメージしていたものと違うと、頭の中のイメトレが崩れ、それが一気に焦りとなり押し寄せてきます。
どうしよう、どうしよう。無理だ。
頭の中はその繰り返しでパニック状態。
そして、1口目。
稀に1口食べた時に、これはいけるかもしれないと思えることがあります。そうすると途端にす〜っと気持ちが楽になり、ある程度食べ進めることができます。
(ごくごく稀に美味しさが恐怖に打ち勝つことがあります)
一方で、1口目を食べた瞬間、体が拒絶反応を示し喉を通らず、気持ちが悪くなってしまうことがあります。
(美味しくないわけではないです。きっとテイクアウトして家で食べれば美味しくいただけます。)
そうすると不安はとてつもないスピードで加速します。動悸も吐き気も冷や汗も手の震えも何もかもひどくなり、もうダメだ、終わりだ、どうしようという感情で頭がいっぱいになり、完全なるパニックに陥ります。
(今思い出すだけでも辛いです)
ただ、会食恐怖症のことは当然カミングアウトしていませんので、さすがに1口だけ食べて残すことはできません。
そこで症状が治まるまでなんとかお水やお米、お新香、みそ汁など比較的喉を通りやすいもので場を繋ぎます。
ある程度気持ちが落ち着いたところで、また食べ始め、少しずつ食べれるものから食べていきます。
もはや食べているというよりも消化していくという感覚です。
そうして自分の中の不安と闘いながらなんとか食事を終えるのです...
(白米数口しか食べれない時は全力で片側に寄せて半分食べた感を装ってます笑)
⑥食後
ようやく食べ終わったかと思うと今度は罪悪感の嵐です。
残してしまって申し訳ない、奢ってもらうのに残すなんて失礼だなどという思いが頭の中を永遠に駆け巡り、落ち込んでしまうのです。
お昼休憩が終わると症状は落ち着き、落ち着いた頃にお腹が空くんですねこれがまた...
以上がご飯に行く時の一連の心境や症状の移り変わりとなります。
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場面場面で新しい不安が生まれ、それに従って症状が出てくるのです。
強弱こそありますが、親しい友人でも家族との食事でもこの現象が起きてしまいます。
私は会食恐怖症の他にも嘔吐恐怖症も持っています。
嘔吐恐怖症については、また後日記事にしていきたいと思いますが、簡単に言うと嘔吐することに異常なまでの恐怖心を抱いてしまうのです。
その異常な恐怖心から、嘔吐を連想させる場所や場面を徹底的に避ける様になり、生活に影響を及ぼしてしまうというものです。
食事の際に吐いてしまうのが怖いと思えば思うほど気持ち悪くなってしまうのは、会食恐怖症だけでなく、嘔吐恐怖症の影響もあるのかもしれません。
恐怖症というものは過去のトラウマなどから発生する「予期不安」が原因で発症するものなので、別の名称を持つ恐怖症同士でも共通する部分が多くあるのだと思います。
恐怖症がまた新たな恐怖を生んだり、別の恐怖症を助長させてしまう...負の連鎖です
またまた長くなってしまいました。今日はここまで。
会食恐怖症が生活に与える具体的な影響については次回の記事で綴っていきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!(っ'-')╮=͟͟͞͞ ⭐️
②会食恐怖症になったきっかけ
みなさんこんばんは。
今回の記事では私が会食恐怖症になってしまったきっかけについて綴っていこうと思います。
正直な話、気づいたら会食恐怖症になっていたという感じなので、明確な理由はこれだ!と分かっているわけではありませんが、今考えるとこれが原因だったのかなという事柄について話していきたいと思います。
(思い当たる節が多く結構な長文になってしまいました...)
ちなみに私に会食恐怖症と思われる症状が出始めたのは、小学生の頃だったと記憶しています。もちろんこの時は会食恐怖症なんて言葉は知りませんでしたが、自分は人と違うなおかしいなという感覚はありました。
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事柄① 給食(小学生時代)
私は元々少食で好き嫌いが多い子供で、給食独特の味付けや匂いもとても苦手でした。
(給食のおばちゃん達本当にごめんなさい涙)
当時は残さず食べろという教育で、事前に量を減らすには先生の許可が必要でした。
(減らすのさえ許可制とかスパルタ)
私は、なかなか自己主張ができない内気な性格だったこともあり、減らしたいと伝えることはとても難しいことでした。
減らすこともできず無理して食べようとするのですが、結局残してしまい、残すならなぜ最初から減らさないの!?と詰められることもよくありました...
(そんなに厳しくする必要があったのだろうかと甚だ疑問)
最悪だったのは、残飯0週間です。この期間は隣のクラスと競ったりして、大盛り上がり。残す人は戦犯のような扱いを受けるのです。
こうして、「残す=悪いこと」という考えが必要以上に植え付けられてしまいました。
(当然世界中を見渡してみれば、食べ物を残してはいけないということは理解できます。ただ、無理してまで?というところが未だに納得いかないですね...)
これが、人とご飯を食べる時に残してはいけないという考えに囚われ、考えれば考えるほどより食べられなくなってしまうという状態に陥ったきっかけの1つです。
事象②給食(中学生時代)
中学時代もやはり給食に苦しめられました。
世の中にはストレスで暴飲暴食してしまうタイプと逆に食欲不振になってしまうタイプの人がいると思いますが、私は後者の方でした。
勉強や部活、人間関係などで精神的に追い詰められると食べ物が喉を通らなくなってしまうことが幼い時からありました。
(週5ペースで習い事をしてたので、ストレスの要因となることも多かったのかと...)
そんな中、中学生3年生となり高校受験に向けた受験期に突入しました。受験のプレッシャーから私は食欲不振になってしまいました。
お米を一粒ずつ食べるのもやっと、ひどい時には1日のうちにオレンジを一欠片しか食べれなくなってしまうほどでした。
(モデル並の食生活...)
当然給食も喉を通らない日が続きましたが、ここで不幸だったのが担任の先生です。
減らしたり残したりすることを許さないタイプではありませんでしたが、とにかく嫌味がひどかったのです。
記憶が曖昧でどんなことを言われたのか具体的にはは覚えてないですが、そんなに減らして〜とか、なんでそんなに食べないの?といったことを減らすたびに言われたと記憶しています。
嫌味を言われるたびに、受験のプレッシャーで精神的に追い詰められて食べ物が食べられないんですと本当のことを言いたかったのですが、それができませんでした。
先生だけじゃなく友達にも言えませんでした。友達からなんで食べないの?と聞かれることもとても辛かったです。
(友達に悪気がないことは分かっています。)
(先生は正直悪意があったと思います。)
なぜ周りに正直に話せなかったのか。
それは、食べ物が食べられないなんて馬鹿にされるかもしれない、恥ずかしいことだ、自分はおかしいんだ、軽蔑されるかもしれない、理解されない、変な噂になるかもしれない、などと思っていたからです。
(嫌味を言う先生にはそもそも相談したくないですしね...)
毎日本当のことを言えずに耐えていました。
それにご飯が食べられないというのは本当に本当に怖かったです。ご飯を食べるというのは呼吸をするくらい人間にとって当たり前で大事な行為です。
このままずっと食べれなかったらどうしよう。
どんどん痩せていってしまうのではないか。
死んでしまうのではないか。
毎日そんな恐怖とも戦っていました。
そんな日々を過ごしているうちに、小学生の時に植え付けられた「残す=悪いこと」という考えがより一層強まってしまいました。
また、「食べられないことへの恐怖心」までもが植え付けられてしまい、食事のたびにまた食べれなくなったらどうしようという不安が付き纏うようになってしまいました。
これが、2つ目のきっかけです。
(ちなみに第一志望の高校には受かりました。メンタルは弱いけど、忍耐力はある模様)
事象③母親
先ほども書いた様に、私はストレスが食欲に表れるタイプで、食欲不振になってしまうことが幼い時からよくありました。
そんな時母親は、無理して食べなくてもいいからね、と優しく見守るタイプではありませんでした。
気にしすぎだよ、全然食べないじゃない、食べないとお腹空くよ、などといろんな言葉を言われたように思います。
恐らく母親自身も過度な心配から、なんとかしなきゃ、ご飯を食べさせないと、とパニックになってしまっていたのかもしれません。
子供は母親に頼り、安心を求めるものです。母親の不安は子供に伝染します。母親が冷静さを失うと子供はこれはやばいんだ、自分はおかしいんだ、自分は悪いんだと余計不安になってしまいます。
こういった経験もあり、「母親に心配をかけてはいけない」と強く思うようになりました。
そして、食べれないと心配をかけてしまうという考えがまた私のプレッシャーとなってしまったのです。
食べれないと心配をかけてしまう、と考えれば考えるほど余計に食べれなくなってしまう、そして食べないとまた心配をかけてしまう、という負のループに陥ってしまいました。
その他にも母親という存在はどこの家庭でもそうなのかもしれませんが、子供に沢山食べさせたいという圧がすごいのです。
あれ食べた?これ食べた?とひっきりなしに聞いてきますし、手をつけてない料理があると、食べてみてと前のめりに言われます。残した時には残念な雰囲気を出されてしまいます。
こういった日常の何気ないやりとりにも次第に私はプレッシャーを感じるようになりました。
こうして、誰かと食事をする時に必要以上に相手の目を気にし過ぎるようになってしまったのかなと思います。
この母親とのやりとりがきっかけの3つ目です。
事象④部活での指導(高校時代)
私は小学生の時からバスケをやっていました。最初はガードから始まり、中学高校とどんどん身長が伸びていき、最終的にはセンターのポジションになりました。
当時の顧問はセンターに力を入れており、センターはパワーこそが重要と考える人でした。
私は身長こそ高かったものの会食恐怖症の人に多いと言われる細身のタイプで、パワーに欠けていました。
(いわゆるひょろながです。笑)
そこで顧問から筋トレをしっかりやり、練習後にはプロテインを飲む様にと顧問のポケットマネーで買い与えられていました。
(ポケットマネーで買うなんて情熱すごいよね)
(その情熱がまたプレッシャーになるんだよね)
また、当時県内ベスト4でフィジカルに力を入れているチームがありました。とにかくご飯を沢山食べパワーをつけさせるという方針で、食い合宿というものをやっているくらいでした。
(年頃の女の子になんてことを...涙)
最悪なことに顧問はそのチームに感化されてしまったのです。
それからというものご飯を沢山食べろと毎日のように言われました。昨日は何杯食べたのかと聞かれ、正直に答えると勝ちたくないのか?と問われる日々が続きました。
(正直に答えちゃう高校時代の自分愛おしい)
これはまだ顧問の目の前でご飯を食べるわけではないので、言われた量を食べなかったとしても逃げることができました。
ある時、夏に県外で合宿をしました。
その時の食堂でついに面と向かっての食べろ食べろ攻撃が始まったのです。
高校生の私は会食恐怖症の片鱗がだいぶチラついていて、当然みんなで食堂でご飯というだけで不安があったと記憶しています。
そんな中顧問は私にだけご飯を大盛りにしたのです。そして夕食が始まり、当然私は食べ切ることができず残そうとしました。
それを見た顧問がお前が食べ終わるまでみんなのご飯は終わらないからと言ってきました。
お腹がいっぱいなこともありますが、みんなを待たせてしまっているという申し訳なさや恥ずかしさなど精神的なダメージはかなり大きかったです。
この時もプレッシャーがかかると昔からご飯が食べれなくなると言いたかったのですが、言えませんでした。
(自分の弱みを曝け出すのって難しい...)
そんな中での食事は言うまでもありません。相当辛かったです。半べそをかきながら、すごい時間をかけてなんとか食べきり、その日は終了しました。
次の日、練習試合で私は思うように調子を出せずにいました。そうすると顧問は、ご飯を食べないから負けるんだろと相手チームにも聞こえるような大声で私のことを怒鳴りました。
決してさぼっているとか、意識が低いとかそういうわけではなく、食べられないという体質なのだからしょうがないじゃん!!と心の中では思っていましたが、言えるわけもなくまた辛い思いをしました。
極めつけに、その合宿の帰りには顧問のおごりでチキン南蛮を食べに行くこととなりました。そもそも私は当時チキン南蛮があまり好きではありませんでした。
お店へ向かう道中、また食べきれないと怒られるみんなの前で恥をかくという不安は募るばかりです。
当然ほとんど食べることができませんでした。
しかし顧問は見逃してくれません。みんなで一台のバスで移動していたのですが、食べ終わるまで帰れないと言われました。
なんのために俺が奢ったと思ってるんだ?というような嫌味も言われました。
普通の人からしたらお肉のたった数切れ、ほんの少しのキャベツの千切り、それが食べられないのは理解できないでしょう。
みんなを待たせている、嫌われるかもしれない、怒らせてしまうかもしれない、少しのご飯も食べられない変な人、と思われるのではないかと気が気じゃありませんでした。
でも先輩はとても優しかったです。怒るどころか、私がキャベツは食べるから、お肉は頑張って食べようなどと言い、手伝ってくれました。
そうして食べ切ることができたのですが、食べられないと怒られるという恐怖心や、奢ってもらっているのに美味しく食べられない申し訳なさなど、いろんな負の感情がまた私の中に残ってしまいました。
この出来事もまた会食恐怖症を悪化させるきっかけになったと思います。
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以上が私が会食恐怖症になってしまった主なきっかけです。上記以外にも細かいことをあげればまだまだあり、それらの積み重ねの結果が今というわけです。
簡単に言うとトラウマなのだと思います。
そして会食恐怖症は嫌な経験をするごとに酷くなっていきます。
不安がまた次の不安を生むのです。
残してはいけない不安から食べられなくなる、食べられないと心配させてしまう、心配されると心配させないように食べなければいけない、そう思うと余計食べられない
というように負のループにみるみるうちにハマってしまい、生活に影響を与えるまでになってしまうのです。
どの事象においても、誰が悪いわけではありません。会食恐怖症ではない人に、食べることへの恐怖を理解しろと言っても難しいのは当然です。
なので、仕方ないということは分かっていますし、当然恨んだりもしていないです。
もしこの記事を当事者以外の方にも読んでいた抱けているのであれば、こんな人もいるんだ〜と頭の隅にでも置いていただき、食事の際に周りと少し様子が違うな〜と思う人がいれば、何も言わずそっと見守っていただけますと幸いです。
今回はここまでとなります。
次回は、会食恐怖症となり具体的にはどういう症状が出てしまうのか、生活にどういう影響があるかなどを私の日常を踏まえながら綴っていきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!(っ'-')╮=͟͟͞͞ ⭐️
①会食恐怖症とは
今回は私が持つ恐怖症のなかでも特に手強い、
会食恐怖症
について綴っていきたいと思います。
数ある恐怖症の中でも、聞いたことがないという方が多いのではないでしょうか?
会食恐怖症とは、人前でご飯を食べることに極度の恐怖心を抱いてしまい、実際の食事の場面で、吐き気、動悸、息切れ、冷や汗、体の震えなどの症状が起きてしまう恐怖症のことです。
また発作が起きたらどうしよう、
ご飯を残して悪い印象を与えたらどうしよう、
吐いてしまったらどうしよう、
変に思われたらどうしよう、
そんな様々な不安が頭によぎり症状が出てしまうのです。
(厄介です!本当に厄介です!!)
食事の場面だけではなく、約束の何日も前から当日のことを考え不安が大きくなり、緊張状態が続き心も身体も疲弊してしまいます。
(なんでご飯行く約束なんてしたんだろの永遠ループです)
私の場合は、初対面の人や仕事の取引先などの誰もが緊張するような相手だけではなく、友人や家族との食事でも症状が出てしまいます。
会食恐怖症になると外食も気軽には行けなくなります。店員さんの目が気になって仕方がないのです。特にカウンター席は私の場合とてもハードルが高く感じてしまいます。
リラックスして食事ができるのは1人で家で食べる時くらいではないでしょうか。
また、会食恐怖症の厄介なところは、様々な症状に苦しみ食事を楽しめないということだけではありません。
私が1番厄介だと思うのは、
社交の機会が失われていくこと
だと思っています。
(友達少ないです涙)
誰かと親しくなりたいと思ったら、とりあえず食事!とはよく聞く話ですよね。
そこでゆっくりお互いの話をしたり、仕事中は厳しい上司ともざっくばらんに話ができたりと、食事は交友関係を広げ、深くする重要な場です。
しかし、会食恐怖症を持っていると、食事の場で相手に向き合うことが難しくなります。
また発作が起きたらどうしようと考えていると料理にも会話にも集中できません。
旅行に行っても食事のことばかり考えてしまい、旅行を全力で楽しむことができません。
そしてだんだん会食を避けるようになります。
仲良くなりたいと思っても、
気軽に食事に誘うことはできないし、
誘われても一緒に食事をするのが怖くて、何か理由をつけて断ってしまったり、
(胃がもたれてて〜夏バテで〜)
終いには誘われて断るのがしんどくなり、誘われないように人と距離をとってしまいます。
(やばいこれ以上近づいたらご飯のやつだ汗)
こうして、交友の輪を広げたり、仲間と楽しくわいわい騒ぐ機会が1つまた1つと減っていき、生活から楽しさが奪われていくのです。
他にも私の場合は、やりたい仕事がありましたが、取引先と食事をする機会が多い職種だったため諦めたこともあります。
この様に食事の場面を中心として、生活に大きな影響を及ぼしてしまうのが会食恐怖症です。
恋愛も一苦労!というわけです。笑
(会食恐怖症のせいにするな)
と、ここまで会食恐怖症についてざっくりと書いてきましたが、最近では会食恐怖症に関する本等も出てますので、より詳しく知りたい方は検索してみてください!
この後続けて会食恐怖症になったきっかけについて書こうと思ったのですが、書き始めたら思いの外長くなってしまったので、次の記事で綴っていきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!(っ'-')╮=͟͟͞͞ ⭐️
決意
30歳まであと約3ヶ月。
20代にやり残したこと・・・
20代のうちにやっておきたいこと・・・
なんだろうと考えてみた。
普通だったら、
◯◯に行きたい!◯◯を着たい!
とか、楽しいアイディアが出てくるのかな〜
なんて思うのですが、
私の場合はこれ↓
恐怖症を克服したい
本当にこれにつきます。
積立NISAも始めたいな(小声)
ちなみに私が自覚している恐怖症は下記の通り
- 会食恐怖心
- 閉所恐怖症
- 嘔吐恐怖症
- 広場恐怖症
あと3ヶ月で治るものではないと思うけど、
重い腰をようやくあげて、
克服に向けて頑張りたい!
と思いました。
自覚している限りでは約15年間程
(冷静に考えて人生の半分・・・)
私はこの恐怖症諸君に悩まされてきました。
(詳しいことは次回以降徐々に書いていきます)
この恐怖症のせいで、
我慢してきたこと、
諦めたこと、
上手くいかなかったこと、
辛くて泣いたこと、
たくさんたくさんあります。
30歳の自分が楽しく過ごせるように、
今頑張ってみよう!と思う所存です。
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このブログでは、
①私が持っている恐怖症について
②恐怖症の症状や日常への影響
③克服に向けて挑戦していく過程
そんなことを中心に綴っていきます。
みなさんに公開することで、
辛くても簡単に逃げてしまわないように、
恐怖症を持つ方々と繋がれたり、
こういう人もいるんだと知ってもらったり、
私の経験が同じく恐怖症を持つ人の役に立てば
そんな風に思っています。
日記みたいな内容が多くなるかもしれませんが
ぜひ読んでいただけますと幸いです。
※ちなみに私は29歳のただのOLです。ここに記載していくことはあくまでも私の主観となりますので、そこはご承知おきいただければと思います。
次回は私が持つ恐怖症について、
発症のきっかけ等を踏まえ綴っていきます。
それでは、みなさまこれからよろしくお願いいたします!