①会食恐怖症とは
今回は私が持つ恐怖症のなかでも特に手強い、
会食恐怖症
について綴っていきたいと思います。
数ある恐怖症の中でも、聞いたことがないという方が多いのではないでしょうか?
会食恐怖症とは、人前でご飯を食べることに極度の恐怖心を抱いてしまい、実際の食事の場面で、吐き気、動悸、息切れ、冷や汗、体の震えなどの症状が起きてしまう恐怖症のことです。
また発作が起きたらどうしよう、
ご飯を残して悪い印象を与えたらどうしよう、
吐いてしまったらどうしよう、
変に思われたらどうしよう、
そんな様々な不安が頭によぎり症状が出てしまうのです。
(厄介です!本当に厄介です!!)
食事の場面だけではなく、約束の何日も前から当日のことを考え不安が大きくなり、緊張状態が続き心も身体も疲弊してしまいます。
(なんでご飯行く約束なんてしたんだろの永遠ループです)
私の場合は、初対面の人や仕事の取引先などの誰もが緊張するような相手だけではなく、友人や家族との食事でも症状が出てしまいます。
会食恐怖症になると外食も気軽には行けなくなります。店員さんの目が気になって仕方がないのです。特にカウンター席は私の場合とてもハードルが高く感じてしまいます。
リラックスして食事ができるのは1人で家で食べる時くらいではないでしょうか。
また、会食恐怖症の厄介なところは、様々な症状に苦しみ食事を楽しめないということだけではありません。
私が1番厄介だと思うのは、
社交の機会が失われていくこと
だと思っています。
(友達少ないです涙)
誰かと親しくなりたいと思ったら、とりあえず食事!とはよく聞く話ですよね。
そこでゆっくりお互いの話をしたり、仕事中は厳しい上司ともざっくばらんに話ができたりと、食事は交友関係を広げ、深くする重要な場です。
しかし、会食恐怖症を持っていると、食事の場で相手に向き合うことが難しくなります。
また発作が起きたらどうしようと考えていると料理にも会話にも集中できません。
旅行に行っても食事のことばかり考えてしまい、旅行を全力で楽しむことができません。
そしてだんだん会食を避けるようになります。
仲良くなりたいと思っても、
気軽に食事に誘うことはできないし、
誘われても一緒に食事をするのが怖くて、何か理由をつけて断ってしまったり、
(胃がもたれてて〜夏バテで〜)
終いには誘われて断るのがしんどくなり、誘われないように人と距離をとってしまいます。
(やばいこれ以上近づいたらご飯のやつだ汗)
こうして、交友の輪を広げたり、仲間と楽しくわいわい騒ぐ機会が1つまた1つと減っていき、生活から楽しさが奪われていくのです。
他にも私の場合は、やりたい仕事がありましたが、取引先と食事をする機会が多い職種だったため諦めたこともあります。
この様に食事の場面を中心として、生活に大きな影響を及ぼしてしまうのが会食恐怖症です。
恋愛も一苦労!というわけです。笑
(会食恐怖症のせいにするな)
と、ここまで会食恐怖症についてざっくりと書いてきましたが、最近では会食恐怖症に関する本等も出てますので、より詳しく知りたい方は検索してみてください!
この後続けて会食恐怖症になったきっかけについて書こうと思ったのですが、書き始めたら思いの外長くなってしまったので、次の記事で綴っていきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!(っ'-')╮=͟͟͞͞ ⭐️